父に行きたい所ある?と聞いたら、行ったことがないので北海道と答えたので
今度は北海道に行くことにした。
登別温泉と地獄谷
富山から直行便で新千歳空港に2時半ごろに着くのがあったが、それだとその日は宿に行くだけになるので始発便で羽田に行き、乗り継ぎで10時半ごろに新千歳に着く飛行機で行くことにした。
私は生まれてから飛行機に乗ったことがなく楽しみだった。滑走路をゆっくり進みだした飛行機はあっち曲がりこっち曲がりしながら止まった。するとものすごい勢いで走り出したので、離陸前の急加速に驚き少し怖く感じた。うわあぁぁーて感じだ。ふわりと飛行機は上昇し、下界は雲で見えなくなった。飛んでいる時はすごくゆっくりに感じた。
羽田で乗り換え、いよいよ北海道へ。新千歳空港に着くと曇り空。空港内で初めてジンギスカンを食べたらおいしかった。
予約していたレンタカーを借りて、登別温泉に向かった。登別クマ牧場でクマの曲芸やアヒルの競争、アイヌの暮らしなどを見学し、地獄谷へ。地面や山の斜面から湯けむりが上がっていた。
温泉宿は「登別グランドホテル」だ。昭和天皇が来られた際に使われたという椅子がガラスケースの中に展示されていた。
お風呂は泉質が3つほどあり楽しめた。露天風呂には滝が流れていて見ながら入っていると気持ちがよかった。
函館の夜景はなんとか
次の日は洞爺湖の近くにある有珠山を見に行った。ロープウエイに乗って展望台に行くと霧で景色は何も見えなかった。
それから高速に乗り、大沼公園へ。遊覧船に乗ると、松島と雰囲気が似ていると思ったら、船内の説明では新日本三景ということらしかった。肝心の駒ケ岳の山頂は雲の中だった。
そして函館五稜郭へ。五稜郭タワーに登って見える五稜郭は思っていたよりも大きかった。
海沿いの湯の川温泉にチェックインし、夕食を食べて函館山へ夜景を見に行った。夕方降り出した雨は上がったが、展望台からは雲が多くて景色がきれいに見えなかった。
お土産を見ながら時間をつぶし、もう一度外に出てみると雲がだいぶ取れて、津軽海峡と函館港に挟まれた陸地が見えるようになっていた。それでも夜景は感動するほどではなかった。
小樽運河散策
次の日は小樽に向かった。途中通ったニセコの道の駅では、雲が切れた時、蝦夷富士と言われる羊蹄山がきれいに見えた。
小樽に着くとまた曇っていた。有名な小樽運河を散策し、オルゴール堂や北一硝子などのお店を見て回った。
この後、札幌市の定山渓温泉に向かった。定山渓は晴れていた。宿は「ぬくもりの宿ふるかわ」だ。部屋に入ると予約していた一間ではなく、マッサージ機つきの応接室がついていて、後で廊下の部屋案内を見るとその部屋は特別室になっていた。
フロントでは何も言われなかったけれどいい部屋に替えてくれたんだ。ついているなあ。
ここの温泉は気持ちがよく、夕食もおいしかった。食べたかったタラバガニも食べることができた。
朝食はバイキングで、てんぷらが焼きたてで運ばれてきたのには驚いた。松前漬け入りの五穀米もおいしかったし、手作りの瓶入りのプリンもおいしくて二つ食べた。
一階の喫茶のある休憩室も風情があり居心地がいいと感じた。食事、風呂、部屋、従業員すべてよくいい宿だった。
時計台は思っていたとおりの大きさ
翌朝宿を出て、羊ケ丘へ向かった。
札幌の交差点の標識はなんで、例えば北と西で4-8と3-9のように二つあるのだろう。少しわかりにくいと感じた。
羊ケ丘は修学旅行生がたくさんいて羊もいた。クラーク像と一緒に写真を撮り、今度は開拓の村へ行った。
たくさんの建物を見て回り、時計台へ。
インターネットの口コミで時計台は建物の間にあって、小さいとわかっていたので見ても大きさにびっくりしなかった。
次にテレビ塔へ。展望台からはまっすぐ伸びた大通公園とスキーのジャンプ台が見えた。
大通公園でトウモロコシを食べてレンタカーを返しに行くことにした。
再び飛行機に乗りしばらくすると眼下に青森の先端が見えてきた。行くときは曇っていて見えなかったが、帰りははっきり見え地図と同じ形だと感動した。
お土産でじゃがポックルが有名だということを事前に調べておいたので、じゃがポックルとルタオのチョコレート、ハスカップのワインを買った。帰ってから食べたらじゃがポックルがおいしかったので、今度北海道に行ったらまた買おうと思った。