盲目の漫談家・濱田祐太郎さんがR-1で優勝してから、
テレビにも次々に出演しています。
舞台でのネタも面白いですが、
平場での芸人さんとのやり取りも面白いと
話題になっているようです。
濱田さんを見ていると、フリートークのうまさから、
頭の回転の速さを感じます。
濱田さんはどのようにして話術を磨いたのでしょうか。
濱田祐太郎のネタが面白く、話術がすばらしい
濱田さんは神戸市出身で関西の人。
関西は日常会話にもボケとツッコミがあり、
他の地域の人よりはお笑いに対して、
貪欲なのだと思います。
テレビをつけると吉本新喜劇などをやっているので、
子どもの頃からお笑いに慣れ親しんでいますしね。
しかし濱田さんは小学6年の時にテレビで、
ビッキーズとハリガネロックのしゃべくり漫才を聞いて
お笑いに目覚めたそうです。
それまではお笑いに興味がなく、
明石家さんまさんやダウンタウンさんも
知らなかったというのだから、意外ですね。
それ以来、テレビでお笑い番組をやっていると、
ずっと聞いていたそうです。
芸人さんのしゃべりを聞いて、
話術を磨いたのでしょう。
しゃべりは訓練していないそうなので、
天性のものもあるのかもしれませんが、
社交性がなく、最初からピン芸人で漫談をやってきたので、
しゃべりも自然とうまくなったのでしょう。
そうして人前でネタを披露することはなく、
吉本の養成所に入る前に出演したR-1ぐらんぷりで、
いきなり準決勝に進出しました。
まだ本当のド素人のころですよ。
すでにしゃべりがうまかったのですね。
フリートークもうまい
R-1で優勝した翌日、
濱田さんは「ノンストップ!」に出演し、
陣内智則さんに
「色とりどりの野菜を食べに行こう」と
ボケで言われました。
そこで「見えへんがな」とは言わず、
先輩にふってもらったのが嬉しかった濱田さんは、
ただ笑っていたということを「ネタパレ」で
明かしていました。
「ノンストップ!」の時はまだ
ボケにツッコむ余裕はなかったのかもしれません。
しかし同じ「ネタパレ」で、NEWSの増田さんを前に
「ジャニーズは男前ばかりと聞いているけれど、
僕は信じていません」と言い切って、
みんなの笑いを取っていました。
私は「よくわかっているな、正解!」と思いました。
「ワイドナショー」でも松本さんらとのフリートークで
笑いを取り、しゃべりのうまさを感じさせました。
濱田さん自身「さんまのまんま」や「サンデージャポン」
などのトーグ番組に呼ばれたら嬉しいということなので、
しゃべりを武器にしている感じが伝わってきます。
まだ芸歴5年目ということですが、
漫談で培ったしゃべりがフリートークにも生きているのでしょう。
まとめ
R-1ぐらんぷりでは緊張もあってか、
濱田さんはカミカミでしたが、
その後「ネタパレ」などで披露したネタは
さらに面白く、よくなっていました。
時事ネタも取り入れていたので、
ニュースもよく聞いていると思わせます。
同じネタばかりだと飽きられますからね。
お笑い芸人は売れてもすぐに消える人が多いですが、
しゃべり一本で勝負している濱田さんは、
長く活躍しそうです。