盲目の濱田祐太郎さんが自虐ネタで、
「R-1ぐらんぷり2018」で優勝しました。
最終決勝では21票のうち12票を獲得し、
圧勝でしたね。
しかし、盲目の芸人が優勝したことで、
同情票が多かったのではないかという疑いも持たれているようです。
濱田さんのネタは笑えないのでしょうか。
優勝は本当に同情で獲得したのでしょうか。
ネット上の声を拾ってみました。
濱田祐太郎のR-1優勝は同情で?
「R-1ぐらんぷり」史上、
盲目の芸人が出演したのが初めてなら、
優勝ももちろん初めてです。
決勝では同じブロックのマツモトクラブさんと
8票ずつの同票になりましたが、
お茶の間投票で最高の3票獲得し、最終決勝へと進みました。
最終決勝では全21ポイント中12ポイントを獲得。
そのうちお茶の間投票がまたしても3票と最多でした。
審査員だけの評価でなく、
テレビを見ている視聴者も審査に参加できるのは
公平さの意味でもよかったと思います。
しかし、ある程度濱田さんへの同情票があったのでは、
と思います。
若い人はネタの面白さで評価する人が多いと思いますが、
年配の人はどうしても同情の感情が交じるのではと。
他に面白いと思った人がいなかったら、
濱田さんに投票しておこうという気になるのではないかと思います。
ネット上の声を見てみると
同情かどうか意見が別れます。
R-1ぐらんぷりの優勝した濱田祐太郎さん?ネタ面白くない。視覚障害でも頑張ってるってところとか、ポジティブだからみんなが同情で票を入れたんやないかなー?って思った。今年のR-1でクスっと笑えたのはおいでやす小田さんくらい。
— *???°めろリ908??????? (@melomelo908m143) 2018年3月7日
濱田祐太郎くん。目が見えないのを除いても喋りが上手い。優勝は同情ではなく実力だと思ふ。
— 渡辺みもーりん (@mourin_24) 2018年3月7日
#R1ぐらんぷり #濱田祐太郎 が優勝で納得!目があんまり見えてないのは少し驚いたけど、同情とかじゃない、なんか、イチローとか野茂とかがメジャーで認められた時みたいな、開拓者的なカッコ良さを感じた!
— ホンダマヤ (@HondaMaya) 2018年3月6日
今回のR-1で同情票って言ってる人見るとムカつくな。濱田祐太郎さんにはかわいそうと思わせるスキがないほどの話術があったと思うけどな。純粋に面白さだけが詰まった漫談だったでしょ。自虐ネタであのレベルまで仕上げるのって相当スゴいことよ。
— 2つのサイレン (@two_siren) 2018年3月8日
見る人によって捉え方が違いますね。
自虐ネタは笑えない?
濱田さんが「R-1」の1回目のネタで舞台に登場した時、
拍手がありませんでした。
濱田さんが「拍手なしですか」と
言ったらようやく拍手が起こりました。
白杖をついて人に誘導されて来た濱田さんを見て、
観客もどう反応していいのか
とまどったのでしょう。
しかしその後のネタで笑いが起きていました。
観客は若い人が多いので、
ウケがよかったのでしょうか。
でも私のように濱田さんは面白いと思う人もいれば
自虐ネタが素直に笑えないという人もいます。
またR-1見てる。
やっぱり濱田祐太郎、笑えない。
面白くない。初見は、目が見えにくいことをハンデだと自分が思ってるのかな?だから笑えないのかな?って思ったけど。好みかもしれないけど、改めて見て、喋りが上手いのは分かるけど、面白くはない。#R1ぐらんぷり #濱田祐太郎 #濱田祐太郎 ネタ— ふーる (@ndsk214) 2018年3月8日
濱田祐太郎さん巷は絶賛だけどまっすぐ笑えない。差別しちゃいけないという意識は差別になるのか。
とはいえ今回のR-1が特別レベル高いなんて到底思わないけど。#濱田祐太郎#R1グランプリ#紺野ぶるまの行動素敵やん— hismash (@hismash) 2018年3月7日
濱田祐太郎のネタ、自虐だとしても笑えないんだけど...
— 佑 (@yama_fuki) 2018年3月7日
R-1ぐらんぷり、なぜこの方が優勝なんだろ...。
目が見えないネタだけど、私は笑えないことばかりだったけどな。
陣内智則も言ってたけど、盲目を出さないネタを聞いてみたい...。
#ノンストップ
#R-1ぐらんぷり
#濱田祐太郎— ひとぴンク?ξ*‘ ー‘) (@kiss04453648) 2018年3月7日
誤解を恐れずに言うなら、笑えないネタが優勝。笑ってはいけないのか、笑ってやるべきなのか、悩んじゃうじゃん。何も考えず、笑える。馬鹿みたいになれる。これがお笑い。僕の好きなお笑いじゃ、ない。
「R-1ぐらんぷり2018」濱田祐太郎が優勝 ほぼ盲目の漫談家 #ldnews https://t.co/PmTwuhaFcg— buzen (@mc1111buzen) 2018年3月6日
もちろん違う意見も。
一度笑いに変換出来てしまえば新しい笑いを常に求めてる賞レースのお客さんは「目が見えない漫談」という自分の知らない価値観の笑いに自然と引き込まれる。「コンプレックスは行き過ぎたら笑えない」という無意識の定説をぶち壊す素晴らしい漫談でした。濱田祐太郎さん優勝本当におめでとうございます
— 泡沫 (@karinkurumi) 2018年3月7日
濱田祐太郎さんのR1優勝について
障がい者の自虐ネタが心から笑えない、笑う事にとまどい、という意見。
障がい者の家族を持つ私には、その感覚がまったくなかったのでハッとしました。私達は昔から自虐ネタなんて当たり前だし、笑っていいのかという気の使いが逆に距離を感じてしまうんだけどなぁ pic.twitter.com/TlvgywHuyD— DJ SHUN-K (@SHUN_K__) 2018年3月7日
#濱田祐太郎 さん
おめでとうございます。
私は、今のお笑い大嫌いです。
人を詰ったり、見下したり、叩いたり…そんなことでしか
笑えないお笑い嫌いです。濱田さんが新しいお笑いに光を照らしてくれた気がします。応援しています。#ノンストップ!— anz_desu (@anz_desu) 2018年3月7日
濱田祐太郎のネタは自虐でもなんでもないと思うし、障害者ネタは笑えないという人は心理的に壁がある人なんだろう。目の不自由な人のそれこそ視点でのあるあるネタだから、健常者の盲点に気づかせてもらえるしいいと思う。
— ホリー (@dappeyona) 2018年3月6日
笑えないという人は目が見えない障がいを持つ人を
笑ってはいけないという感情があるからでしょうか。
濱田さんはお笑いが好きで、
人を笑わせたくて芸人になったのです。
目が見えないことをネタにするのは、
「障がい」だけれど「障がい」と深刻に考えていなくて、
それが濱田さんの一部だから、
お客さんにも深刻に受け止めてほしくはないのでしょう。
笑ってほしくて、ネタにしているのだから、
何の偏見もなく素直に笑えば、濱田さんは嬉しいと思います。
ハゲネタで笑いを取る芸人を見るのと同じような感覚で、
笑えばいいのではと思います。
まとめ
濱田祐太郎さんはこれからどんどんテレビに出演し、
単独ライブなどもいずれ開催するでしょう。
しゃべりは面白いし、
妻夫木聡に似ているイケメンと言われています。
女性ファンがいっぱい増えそうですね。
自虐ネタもいいですが、
それ以外のネタも見てみたいです。
それで面白ければ(きっと面白いけど)、
同情なんて声は全く聞こえてこなくなると思います。