2018年3月に開催された「R-1グランプリ」で、
盲目の漫談家・濱田祐太郎さんが見事優勝しました。
目が見えないことを笑いに変えるという、
前代未聞のネタでしたね。
白杖をついてマイクまで誘導されていましたが、
濱田さんはそもそもなぜ盲目になったのでしょう。
理由を調べました。
濱田祐太郎が盲目の理由
濱田さんは左目が見えず、
右目は明暗が分かる程度といいます。
目が見えなくなった原因は、先天性緑内障でした。
緑内障は眼圧が異常に高くなることで、
視野が狭くなったり、視力が低下する病気なので、
その先天性ということですね。
先天性緑内障とは発達緑内障とも呼ばれるもので、
生まれつき隅角という房水を排出する部分がうまく発達していない病気です。
これによって眼圧が上昇して視神経が圧迫されることで、緑内障を発症します。
日本での先天性緑内障の発症率は新生児の3万人に1人であるとされています。
引用:http://www.ryokunaisyou-sick.com/category/sentensei.html
つまり遺伝子に変異があって、
先天性緑内障が起きるようです。
生後1年以内に発症することが多いので、
濱田さんは生まれつきか、赤ちゃんの頃に
先天性緑内障になった可能性が高いです。
目が見えないのが当たり前として過ごしてきたので、
それを障害とは感じずに、
明るくネタにできるのではと思います。
先天性緑内障は眼圧が高いため眼球自体が大きくなり、
黒目の直径も大きくなるとのことです。
確かに濱田さんをよく見ると、
黒目がちかなと思います。
高校は盲学校だけど
濱田さんは高校は視覚特別支援学校に通っていました。
濱田さんの出身の兵庫県神戸市にあります。
ここは幼稚部から高等部まであるのですが、
小・中学は普通の学校に通っていたそうです。
意外ですね。
健常者と混じって大丈夫だったのかなと、
感じてしまいます。
支援学校のホームページを見ると、部活動には
体育部:野球、陸上、卓球、フロアバレーボール、水泳、柔道
文化部:音楽、茶華道、家庭、パソコン、放送、美術
特 別:クラブ活動、弁論、点字
とあります。
意外にと言ってはだめかもしれませんが、
活動的な部活動もあるのですね。
パソコンは音声機能があるので、
問題はないのでしょう。
濱田さんにツイッターでいろいろ言っても
見られないと思っている人も多いようですが、
携帯には視力の弱い人向けに
音声読み上げ機能がついています。
だから、「イケメンだね」とか 「おもしろい」とか、
いいことはどんどんつぶやいたほうがいいです(笑)。
盲学校をネタに
濱田さんは「R-1グランプリ」の決勝では
盲学校をネタにしていました。
それがこちら
黒板があったというのは盲学校あるあるらしいですね。
なんのためにあったのかは本当に謎です。
黒板消しもチョークもなかったというのですから。
障害とか関係なく、
ネタとして単純に面白かったです。
ほかにも同じように思っている人が多くいました。
盲学校ネタでこんなに笑わかされるとか、すごい。#濱田祐太郎
— 賀藤 (@kadon_don) 2018年3月6日
#濱田祐太郎
盲学校のあるあるネタなんかなwww
カラッと面白くて好感持てる— みのんさん@にゃーん (@minon_san) 2018年3月6日
濱田祐太郎、面白かった!笑った!
自虐とかじゃなくて、完全な「あるある」になってるのが、凄いよね。盲学校の中を見たことのない私でも、想像できて笑えてしまう。
いやぁー、頭イイんだなこの人!
って感想。
今後の活躍が楽しみ。あと紺野ぶるま素敵。#R1ぐらんぷり #濱田祐太郎— ハナ*@こじらせ主婦 (@maymuhite) 2018年3月6日
#濱田祐太郎 #R1ぐらんぷり 話も上手だし、盲学校のあるあるネタが、知らない事ばかりで面白かった?? 結局、濱田さんが優勝でよかったと思う(≧▽≦)
— summy_soon (@ohana_dyo) 2018年3月6日
#濱田祐太郎 という芸人が #R1ぐらんぷり を制した。
「心の目で見れたら盲学校通ってへんねん」www
純粋に面白かった。— 白キューピッド (@Sunlight_NIKKO) 2018年3月6日
濱田さんの漫談の盲学校の黒板のくだり、めっちゃ面白かった!!チョークも黒板消しもない黒板は、うるさくて先生の話が通らないときに引っかいて生徒を黙らす為においてたんかなw #濱田祐太郎 #R1ぐらんぷり
— まくら (@dc_kr96) 2018年3月6日
やっぱりあの明るいしゃべり方がいいのですよね。
目が見えないことで困ることが多いと言っても、
それで落ち込むというのではないようなのが、
漫談で伝わってきます。
まとめ
濱田祐太郎さんが盲目をネタにして、
笑いに変えられるのはたぶん、
今までも明るく生きたきたからだろうと思わせます。
大変なことも多いだろうけど、
それも当たり前に受け止めているのでしょうね。
これからどんな漫談を聞かせてくれるか楽しみです。