1995年に起きたオウム真理教による東京都庁爆発物事件で
菊地直子元信者が原料の薬品を山梨県から
都内のアジトに運んだことで罪に問われましたが
最高裁で検察側の上告を棄却する決定が下されました。

それにより、裁判員裁判で懲役5年とした1審判決は破棄となり、
逆転無罪を言い渡した2審・東京高裁判決が確定しました。

犯罪を犯し、17年間逃亡生活を送っていた菊池直子は
なぜ無罪となったのでしょう。

無罪となったことで、国家賠償も気になります。
どのくらい支払われるのでしょうか。

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菊地直子が逮捕されたきっかけ

オウム真理教の信者だった菊地直子は
地下鉄サリン事件など
一連のオウム真理教の事件で、
特別手配されていました。

2012年6月、市民からの通報がきっかけで
菊池は神奈川県相模原市内で逮捕されました。

2月にオウムの手配犯への懸賞金が
500万円から1000万円に上がったことも
市民の通報に役立ったのでしょう。

この市民というのが実は
菊池が同棲していた男性の親族だったのです。

借金を抱えていた同棲相手が
懸賞金目当てに親族に頼んだようです。

菊地直子が無罪の理由

2014年に行われてた1審の裁判員裁判では
劇物などと記された薬品を運んでおり、
薬品で危険な化合物が作られることを容易に想像できた
との理由で懲役5年の有罪判決を受けました。

2015年11月の東京高裁では菊池は無罪を主張し、
無罪判決を受け、釈放されました。

運んだ薬品が毒劇物に指定されてはいましたが、
爆薬の原料が含まれていることを認識していなかったと
判断されたのです。

この無罪についてジャーナリストの江川紹子氏は
菊池は幹部から言われて薬品を運んだだけ」で
判決は妥当だとしました。

菊池にはテロ事件について
詳細を伝えられていなかったというのです。

そして最高裁です。
菊池は「爆弾の原料とは知らず、
計画も知らなかった」と無罪を主張していました。

最高裁は1審の判決は間接証拠を積み上げ、
判断に誤りがあったとしました。

菊池が主張するように
テロの計画を知らずに薬品を運んだだけなら
無罪となったのは江川さんが言ったように
妥当だったのでしょう。

国家賠償額は?

菊地直子は無罪判決を受けたので、
国に対して金銭の補償を請求することができます。

刑事補償法では、身体拘束されて無罪となった場合
1日あたり1000円~1万2500円の補償をすると定めています。

1日1000円ということは今では考えられず、
一般的に1日1万2500円の補償が認められます。

菊池が拘置所に入っていた期間が
約3年5ヶ月。

1日1万2500円で計算すると、
1千500万以上となります。

この金額が気に入らずもっと欲しいと思えば
国家賠償請求訴訟をすることになります。

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無罪判決に世間の反応は厳しい

菊地直子が無罪となったことに
疑問を感じている人が多くいます。

納得いかないようですね。

まとめ

菊地直子はたとえ無罪になっても
オウム真理教の元信者で
事件に関わっているので、
世間は受け入れがたいでしょう。

顔も知られているので
普通の人のように暮らすことは困難でしょうね。

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