ヨーロッパの国際共同研究チームが、アインシュタインが存在を予言した、
重力波の観測に成功したと発表しました。

重力波とは聞き慣れない言葉かもしれません。

重力波とは簡単に言うと何なのか、
観測して一体なんの役に立つのか、
いろいろ気になりますね。

重力波を簡単に言うと

そもそも重力波とは一体なんなのでしょう。

文字通り、重力に波があるということでしょうか。

アインシュタインの一般相対性理論によると(一般相対性理論の説明は省きます)
重力の正体は、時間と空間が一体になった時空が歪んだもの、
として解釈されています。

時間と空間は歪むものなのかという疑問もありますね。

重たい天体同士が合体するなど激しく動いた際、重力の影響で
その周りの時空が歪み、それが波となって伝わります。

時空の歪み=重力

時空の歪みが波となる=重力波

波といっても海岸の波のように、
はっきり大きさや強さがわかるのならいいですが、
重力波は髪の毛の太さの100万分の1程度だけ
伸び縮みするくらいの、ごくごく小さな大きさなので、
人ではもちろん観測するのは無理です。

重力波の観測はどうやってする?

そんな小さな重力波はどうやって観測するのでしょう。

世界ではアメリカが2016年に初めて観測に成功しました。
重力波は極めて小さいため、それまで検出が難しかったのです。

重力波を検出しようという試みは1960年代から始まっていて、
成功まで半世紀ほどかかったわけです。

重力波の観測にはアメリカでは、レーザー干渉計型重力波検出装置が使われます。

レーザー光線を使って、重力波がやってきた時の
光の変化を光検出器で読み取るのです。

ちなみにこの装置は150億円ほどかかります。

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重力波は何かの役に立つ?

重力波が観測されたことで、
アインシュタインの予言が正しかったと証明されました。

ところで、重力波の観測がなんの役に立つのでしょう。

電磁波では観測不可能な、宇宙誕生の瞬間に近い時までさかのぼって、
宇宙を観測することができるようになります

今まで見えなかったものが見えるようになるのですね。

日本でも、重力波望遠鏡「KAGRA(かぐら)」を使い、
重力波の直接検出を目指しています。

ノーベル賞受賞か?

重力波の観測は研究者にとってはすごいことなのでしょうが、
私のように宇宙の神秘や科学などに全く興味がない人間にとっては
それがどうしたって感じです。

重力波を観測するために、大きなお金をかけて、
巨大な装置を作って、何年もかけてやっと観測。

しかし、重力波を観測できればノーベル賞級と言われているので、
今回観測したチームは可能性があるかもしれません。

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