その一部が核・ミサイル開発に使われている
と言われる北朝鮮の秘密資金。

北朝鮮は一体どこから秘密の資金を手に入れているのでしょうか。
秘密資金を持つ理由や獲得手段など見てみましょう。

スポンサードリンク

北朝鮮が秘密資金を持つ目的とは

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は、
中国、ロシア、スイス、香港、中東諸国などの金融機関の偽名口座に
30億ドルから50億ドルの秘密資金を隠し持っているとされます。

その秘密資金は金正恩の贅沢品の購入や、
幹部への贈り物に使われます

北朝鮮が公開した写真から、
金正恩は数百万もするスイス製の高級腕時計をつけたり、
イタリア製の高級なコートを着ていることがわかりました。

外国製の高価なお酒や携帯電話、ヨットも購入していると見られます。

妻の李雪主も高級ブランドの服を身に着けたりと
一家は贅沢を極めているようです。

幹部にもスイス製高級腕時計や日本製の高級車、
電子製品を送るのに秘密資金を利用しています。
金正恩は支持集めのために、幹部の忠誠心を買う必要があるのです。

スポンサードリンク

秘密資金の獲得手段

北朝鮮は日本円で3200億から5400億円もの大金を
一体どこで手に入れているのでしょう。

過去には金や不正武器、覚醒剤の輸出、
開城工業団地で働いていた労働者の賃金で秘密資金を作ってきましたが、
金や武器の輸出は制裁を受けてかなり減りました。
開城工業団地も閉鎖されています。

現在は、海外派遣労働者や各国にある北朝鮮食堂からの収入、
サイバー部隊によるゲームやアプリの販売
金融機関からのハッキングで資金を奪い取るなどの方法で
稼いでいます。

北朝鮮の海外労働者は約6万人で、
2017年には約140億円稼いでいます。

北朝鮮は故金正日総書記の時代から、
スイスなど欧州のプライベートバンクに
数十億ドル規模の秘密資金を貯えてきたと言われます。

これらの秘密資金を管理するのが
秘密部署・朝鮮労働党39号室です。

ここで不正な経済活動に従事して秘密資金を管理しています。

秘密資金の凍結は難しい

2005年にアメリカによって、
マカオの銀行にある北朝鮮の秘密資金の口座が凍結されました。

しかし北朝鮮はその後、偽名口座で中国やロシアを始め各国の銀行に
秘密資金を預けました。

偽名口座を利用していると追跡は難しいとされます。
偽名口座を遮断するためには、口座が作られている国の協力とともに
不法に作られたという根拠も必要なのです。

このように秘密資金の凍結は困難ですが、
北朝鮮の6度目の核実験を受け、
国連の追加制裁決議案に金正恩の資産凍結が初めて盛り込まれました

これがもし実現すれば、金正恩にとって
大打撃になります。

しかし、決議が採択されるには、常任・非常任理事国15か国のうち
計9か国以上の賛成が必要です。

ただし常任理事国のうち1か国でも反対すれば、
決議は採択されません。

常任理事国のうち、ロシアと中国は北朝鮮に対する制裁に慎重なため、
実際に金正恩の資産が凍結されるかは難しいところです。

まとめ

秘密資金を使って贅沢な暮らしをしている金正恩一家。
核実験などを止めさせるには、金正恩の秘密資金を
抑えるのがいいのでしょうが。

スポンサードリンク
おすすめの記事