度重なる北朝鮮のミサイル発射に、
恐怖を覚える人は多いでしょう。

そもそもどうして北朝鮮はミサイルを開発・発射する必要があるのか、
その理由・目的は何なのか調べました。

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北朝鮮がミサイルを開発・発射するワケ

北朝鮮の最高指導者・独裁者つまり、
北朝鮮で一番偉い人物が金正恩(キム・ジョンウン)です。

この人の命令でミサイル開発を進め、
発射実験を行っています。

ではなぜミサイルを開発し、飛ばすのでしょう。
こどもが紙飛行機を作って、
飛ばして遊んでいるのとはわけが違いますよね。

もちろんちゃんとした理由があります。

1つ目は、核ミサイル開発は北朝鮮の国威発揚や国防力の強化につながり、
金正恩の求心力を高めて、体制を維持するのに必要不可欠になっていること。

つまり、外国に対しては
「我が国は強いんだぞ、倒すのは容易ではないぞ。
ミサイルを撃ち込まれたくなかったら、言うことを聞け!」と脅し、
自国民に対しては、
「どうだ、俺様はすごいだろ、強いだろ、
俺様についてきたら間違いない、えっへん」といばりたいんですね。

2つ目にアメリカに北朝鮮の核戦力を見せつけ、
自国との交渉にもっていかせるためです。

1950年の朝鮮戦争で、北朝鮮は韓国とアメリカを中心とした国連軍と戦いました。
1953年に休戦協定が結ばれましたが、
それはあくまで中断しただけで、戦争が終わったわけではありません。

そこで、北朝鮮は体制維持のため、朝鮮戦争の休戦協定に代わり、
米国との不可侵協定や平和条約を結ぶことを目指しているのですね。
平和条約を結ぶのに、危ない核をちらつかせるのもどうかと思いますが。

3つ目に核保有国としての抑止力を高め、
外国にいかなる軍事行動も思いとどまらせることです。

1つ目とかぶりますが、もし北朝鮮を力づくで抑えようとするなら、
北朝鮮も核で応戦して、タダでは済まさないということです。

4つ目に、朝鮮半島へのアメリカの軍事介入を避けて、
北朝鮮主導で朝鮮半島統一を目指しているのです。
金正恩が言うところの「祖国統一の革命偉業」です。

5つ目に、米韓合同軍事演習に反発しているため。
アメリカと韓国は危ない北朝鮮から守るため、
平和を乱すような危機的状況が起きた時に備えて、
合同で訓練を行っているんですね。

万が一北朝鮮が戦争をしかけるようなことが起きたら、
いつでも北朝鮮に立ち向かえるようにしておく必要があるんです。

これらのような理由から北朝鮮はたびたび、
ミサイルの発射を繰り返しているんですね。

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ミサイル発射に対する日本や諸外国の反応は?

日本もアメリカも北朝鮮の度重なる挑発に
黙っているわけはありません。

2017年8月29日のミサイル発射の際には、
国連安全保障理事会で、ミサイル発射を非難する議長声明を
全会一致で採択しました。

つまり、ミサイル発射はいけないことだから、
もうやるなということですね。

日本は北朝鮮に対してこれまでも
ミサイル発射などを受け、制裁を課してきました。

北朝鮮への輸出入をすべて取りやめたり、
北朝鮮の船を日本に入らせないなど、
北朝鮮にとって不利になることをしてきたのです。

アメリカも国内にある北朝鮮の資産を動かせないようにしたり、
アメリカからの輸出や投資を禁止したりしています。

今回のミサイル発射でも追加制裁として、
北朝鮮への石油輸出を制限することを日本は各国に提案しました。

一方、制裁に対して消極的なのが中国とロシアです。
中国とロシアは北朝鮮と友好関係にあります。

中国は制裁を何度も繰り返せば、
北朝鮮から大量の難民が押し寄せたり、
金正恩政権が崩壊するのを恐れているのです。

そして、北朝鮮は原油の9割を中国から輸入しているのですが、
中国が原油の輸出を止めれば、北朝鮮経済はだめになる上、
原油を中国に送っているパイプが、供給を止めることで
ろうがパイプ内で目詰まりを起こす問題もあります。

ロシアは北朝鮮へ石油製品を大量に輸出したりしています。

ロシアは北朝鮮との経済関係を重く見ていて、
アジア太平洋地域で存在感を示したいのです。

中国とロシアが北朝鮮への制裁を強めれば、
北朝鮮は困っておとなしくなるのでしょうが。

まとめ

北朝鮮はこれからもミサイルを発射するのはやめないでしょう。
せめて日本に落ちたり、船への影響がないことを祈ります。

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