北海道は広い。
前回の3泊4日ではとても回り切れなかったので、もう一度行くことにした。

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大雪山へ

今度は旭川空港に着く便で行った。
空港に着くと晴れ。

レンタカーを借りて旭岳へと向かった。
山のほうに近づくにつれだんだん曇ってきた。

ロープウエイの山麓駅から姿見駅まで上がると、外は雨が降っていた。散策路はかすんで景色がよく見えず、足元も悪いため早々と引き返した。

売店にいももちが売られているのを見つけ、注文すると焼きたてを出してくれ
食べるとおいしかった。以前テレビで紹介されていたので、北海道に行ったら食べようと思っていたのだ。

下山し、近くの旭岳温泉「勇駒荘」へ。
本館の露天風呂は源泉そのままで加熱していないからか、ぬるいというより冷たくて入っていられなかった。だからこそ本物の温泉なのだろう。それ以外はいいお湯だった。

これぞ北海道

次の日は美瑛へ。
パッチワークの丘へ行くと、いかにも北海道という広々とした景色が見られて感動。

前回の北海道旅行では北海道らしい広大な大地を見ていなかったので、今回はぜひ見たかったのだ。

マイルドセブンの丘とかケンとメリーの木とか見て回り、赤い屋根の家も見に行った。赤い屋根の家はおおよその場所しか知らなかったが、狭い空き地に車が1,2台止まっていたので、もしかしてここかもと思い車を止めてみると、赤い屋根の家が見えた。

それから富良野に向かおうと走っていると、観光バスが止まっているところを発見。有名なところかと思い、立ち寄ってみるとそこは新栄の丘だった。360度の視界が広がり、なんとも気持ちがよかった。

次に向かったのがファーム富田。
ここが一番楽しみにしていたかもしれない。

車を止めて中に入るとまず見えたのが花人の畑。
いろいろな花が咲いていた。

次はラベンダー畑。
ラベンダーは今が盛りで一面の青だった。中国人かと思われる人が畑の中にまで入って写真を撮っていた。

次は写真で見ていてぜひ見たかった彩りの畑。
色が何層にも分かれて花が咲いていたが、想像していたより少し小さかったかな。

昼食は売店でソーセージドッグを買った。パンがおいしいと思った。

そのあとラベンダーソフトを購入。ラベンダーの香りもちゃんとしておいしかった。

お土産屋さんに入るとさすがにラベンダー関連のものが多かった。何も買わなかったけど一つ買っておけばよかった。

ファーム富田の隣にはとみたメロンハウスがあり、メロンパンやカットメロンが食べられる。カットメロンを買って食べるとみずみずしく甘くおいしかった。

その後、阿寒湖へ向かうため占冠から道東自動車道に乗った。が、高速に乗った途端霧で前が何も見えない。前後に車がいるのかわからないのだ。

恐る恐るゆっくり走り、ぶつたったらどうしようとひやひやしていた。しばらく走って霧が取れ普通に走れるようになった。車を運転していてあんなに怖い思いをしたのは初めてだ。

足寄で高速を降り少し走った先にある、道の駅あしょろに立ち寄った。ここは松山千春の出身地らしく松山千春ギャラリーがあった。

トイレ休憩を終え、阿寒湖温泉へ。
阿寒湖は曇っていて湖の色がよくわからなかった。

霧の摩周湖?それとも

翌日は摩周湖へ向かった。
空は曇り空。何とか晴れないかと祈りながら車を走らせた。

摩周湖の第1展望台に着くとまだ雲が多かったが、見ているうちに雲が少なくなってきて青空も見えてきた。

湖面に白い雲と青い空が映りこんだ。
霧の摩周湖というからどうかなと心配していたのだ。

第3展望台へ行くとさらに湖はきれいに見えた。
硫黄山や屈斜路湖も見渡せたので第1展望台よりもよかった。

摩周湖を離れ、知床へ向かった。
オシンコシンの滝を見学し、知床五湖へ。

フィールドハウスでお昼を食べ高架木道を歩いて一湖まで歩いて行った。オホーツク海は青く、知床連山は雲が多くかかっていたが、大自然を感じて気持ちがよかった。

山の天気はどうかわからなかったが知床峠にも行くことにした。展望台に着くと雲が多いながら正面に羅臼岳が見え、国後島も見ることができた。

再び知床横断道路を走っていると、野生のキツネが道端にいてびっくりした。

そしてウトロ港で知床岬まで行く遊覧船に乗った。クマの親子も遠くにちっちゃいながら見えた。イルカも泳いでいた。

知床岬に着くとまた、国後島が見えた。往復3時間でウトロ港に戻ると夕方。

網走まで来た

ウトロ温泉に宿泊し、次の日は網走に向かった。
斜里町のある334号線には信号もほとんどない、15キロ以上続く直線道路があった。

あんなに長い直線道路は走ったことがない。そういうところも広大な北海道ならではなのだろう。

天都山に登ると霧で何も見えず。
展望台にあるオホーツク流氷館に入り、本物の流氷やクリオネを見学した。マイナス15度の室内では濡れたタオルを振って凍らせる体験もできた。

流氷館を出て、博物館網走監獄へ。ここでは昔の網走監獄の様子がわかる。

本物かと思うような人形も展示されていておもしろい。
ゆっくり見て回ると予定より時間がかかった。

食堂でラーメンを食べ、レンタカーを返しに女満別空港を目指した。すると観光客らしき人が数人集まっているところがあり、見てみると美瑛のような景色のいいところが見えた。

丘に木が数本等間隔に立っているのだ。
後で調べてみるとそこはメルヘンの丘だった。最後にまた北海道らしい景色が見られてよかったな。

女満別空港に着いて椅子に座って出発時刻を待っていると、前の席に座っていた団体から、「スターだ」と声がした。にしきのあきらが通っていったらしい。別に好きではないけれど見たかったな。

羽田で乗り換えの便に乗り、窓の外をずっと見ていると、なんと富士山が見えた。雲の上にひょっこり富士の頂上が出ていたのだ。
飛行機から見たのは初めてなので感動した。

富山空港に着くと今度は立山が見えた。まるで雲かと思うほど横に長く伸びていて、富山は立山に守られていると言う県民の気持ちがわかる気がした。

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