富山県高岡市にある雨晴海岸(氷見市ではありません)。ここから見える海越しの冠雪の立山連峰と女岩の写真を見たことがある人は多いでしょう。雨晴の魅力、駐車場、アクセスや近くの温泉情報をご紹介します。

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雨晴から見る立山連峰の絶景

富山の観光情報誌には必ず載っている立山。標高3,000m級の山並みが海上から望める場所は、雨晴海岸を含め世界に3箇所だけと言われています。松の木が生えた三角の岩と海と立山連峰が写っていたら、それが雨晴からの眺めです。

海岸にはカメラを構えた人が多く来ています。実は天気が良くてもきれいに立山連峰が見えることは少なく、一番良く見えるのは12月から2月のよく晴れた冷え込んだ日です。遠方から来て見えたとしたらよほど運のいい方でしょう。日頃の行いがいいのね。午前中は太陽の位置関係で見えにくく、午後からのほうが見やすいそうです。

また、冬には晴れて冷え込んだ朝、海面から立ち上った水蒸気が、冷たい空気に冷やされて霧となる現象「けあらし」が観測されます。けあらしが発生すると、地元のテレビでもよく取り上げられます。テレビ局の人が張り込んでいるのでしょうか。

雨晴までのアクセス、駐車場情報

JR高岡駅から氷見線に乗り約20分で雨晴駅に着きます。1時間に1~2本です。氷見市は漫画家・藤子不二雄Aさんのふるさとなので、氷見線には忍者ハットリくんの電車も走っています。車だと能越自動車道高岡北ICから15分ほどです。

駐車場は国道415号線沿いに雨晴観光駐車場があり、20台ほど停められます(トイレあり)。

追記
雨晴観光駐車場横に道の駅が新たにできて、駐車場も増えました。とはいっても停められる台数は少ないので、休日には混雑するでしょうね。

道の駅ができて間もない休日に私が行った時には長い車の列ができていました。

1階はトイレと案内所で2階にお土産屋さんとカフェが入っているので、階段を上がるのが面倒だなという印象が(エレベーターもあったかな)追記ここまで

少し前までは駐車場から海岸に降りるには、「線路に入らないで」という看板を無視してみんな入っていましたが、安全に渡れるように、2015年に歩行者専用の踏切ができました(よかった、よかった)。

北陸新幹線が開業した2015年には観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」、愛称べるもんたが氷見線と城端線を走っています。車両はキハ40形気動車の改造車を使用し、外装はモスグリーンをベースとし、帯色などはメタリックゴールドであしらわれています。渋い色です。

車両コンセプトは「走るギャラリー」だそうで、窓枠を額縁に見立て、山と海の変化に富んだ美しい車窓が一枚の絵画のように見えるとのこと(言いすぎのような)。

運行は氷見線が日曜日のみで、新高岡駅から氷見駅の間を2便走ります。車内ではすし職人さんが握りたての富山湾寿司を提供してくれるのです。これはすごいですね。雨晴のあたりは海のすぐそばを走るので、運がよければ立山連峰が見えます。絶景箇所では一時停止してくれるので写真撮影にいいですね。快速列車で全席指定のため、乗車料金と指定席料金520円かかります。

雨晴近くの温泉、カフェ情報

雨晴の高台に宿泊以外に日帰り入浴ができる温泉「磯はなび」があります。食事つきで入浴だけはできません。お風呂からは富山湾と立山連峰が見えます(運がよければ)。循環ろ過式で、かけ流しの温泉ではありません。

越中国分駅側の雨晴トンネル入口のそばには、宿泊・日帰り入浴ができる「越乃庭」があります。ここは入浴だけでも可能で、館内の全ての水は、地下から汲み上げた天然ものだそうです。海沿いにあり風呂からも休憩所からも立山が見えるとき見えます。白湯、薬湯、ジェット風呂、寝ころび湯、半身浴、サウナ、露天風呂などいろいろあります。露天に出ると、線路がすぐそばを走っているので、目隠しはありますがたぶん立ち上がったら、電車の乗客から丸見えではないかと思います。

雨晴トンネルと観光駐車場の間の道沿いには「雨晴ベイサイドカフェ」があります。大きな看板があるのですぐわかります。窓からは富山湾が見えます。値段は高めですが、本格的なコーヒーが楽しめます。タバコの苦手な人にはうれしい、吸いたい人にはきつい全席禁煙です。

まとめ

富山湾越しに立山連峰がきれいに見えるのはもはや運しだい。それならば、日頃の行いをよくしておきましょうね。運がいい、悪いは偶然ではなく、確実に普段の行動に関わっています。それは周りにいる運がいい人をよく観察しているとわかるのではないかと思います。私はと言うと・・・・・・

雨晴は日本の渚100選に選ばれていますが、子どもの頃に海水浴した経験からすると、決してきれいな海ではありません。遠目に見れば青くきれいに見えるかもしれませんが。福井の高浜町に海水浴に行った時、こんなにきれいな海は初めて見たと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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