小池百合子東京都知事が代表を務める希望の党が
衆院選の公約を発表しました。

消費税凍結や原発ゼロなど以前から訴えていた政策以外に、
12のゼロとして、電柱ゼロや満員電車ゼロ、花粉症ゼロなど
驚きの公約が含まれています。

果たしてこれらは実現性のある公約なのでしょうか。
それともこれらを餌に選挙に勝ちたいだけなのでしょうか。

花粉症の私が特に気になる花粉症ゼロについて
考察しました。

花粉症ゼロの公約は実現できる?

希望の党は公約に12のゼロを掲げました。

その中で気になるのが花粉症ゼロです。
私も最初聞いた時、冗談かと思いました。

ツイッターを見てもこんな意見ばかりです。

確かに花粉症をゼロにするには花粉症の人を日本から追い出すか、
もう亡き者にするか、あるいは杉の木や花粉症を起こすほかの樹木や草を
すべて伐採、焼き尽くすくらいしか思いつきません。

しかし、花粉を飛散させない無花粉スギ
1992年に富山県で発見されたという朗報はあります。

富山県はスギ花粉症対策の一環として、
無花粉スギの普及に取り組んでいて、
スギ林の伐採跡地への植栽を行い、スギ花粉飛散量の軽減に努めています。

しかし、無花粉スギの本格的な普及は平成24年に始まったばかりで、
全国に広がるのはまだまだ先のようです。

また、無花粉スギの普及は花粉症の人を喜ばせているだけではありません。
生態系へ与える影響から反対する人もいます。

そして無花粉スギはあくまでスギの木の代用なので、
ほかの花粉症を引き起こす植物がなくならない限り、
花粉症もなくなりません。

その辺のところも小池百合子さんは考えているのでしょうか。

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自民党も花粉症ゼロの公約を掲げていた

2016年7月に行われた参院選の自民党の公約にも
花粉症ゼロ社会を実現」というのがありました。

花粉が飛散しない杉の苗木への植え替えや広葉樹を植えるなどしたり、
花粉飛散防止技術の開発や実用化を推進するとのことでした。

この花粉飛散防止技術は菌類を活用するというもので、
花粉飛散量を抑制できるのが確認されています。

しかしこれもまた生態系に悪影響を及ぼす可能性があります。

選挙前にこの公約が実現するかについてアンケートが取られ
実現しないと思う」という回答が一番多く出ました。

参院選の結果、自民党は勝ちましたが、
花粉症ゼロの公約はどこへ行ったのやら。

花粉飛散防止技術の実用化はまだ聞こえてきません。

そもそも本当に花粉症をゼロにする気が最初からあったのか
と疑いたくなります。

自民党にしろ、希望の党にしろ
公約は実現可能なものにしてもらいたいものです。

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