まだ寒い3月、両親との家族旅行2回目は群馬の草津温泉に行くことにした。大きな地図を持っていなかったので、高速を降りてから道に迷った。

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湯畑ってすごい

北軽井沢を通った時、あちこちに別荘が建っていた。さすが避暑地と言う感じだった。木の上が白っぽくなっていたので何かなと思っていたら、昼食を食べるためそば屋に車を止めて外に出ると雪が舞っていた。雪だったんだ。そばは汁が濃く、私の口に合わなかった。そこから近くの浅間牧場茶屋に行くと観光客はおらず閑散としていた。

草津に着いてまず行ったのが草津熱帯園。昔有名になったエリマキトカゲや珍しい動物、色鮮やかな鳥などが見られてなかなか良かった。

宿に車を止め歩いて湯畑へ向かった。湯畑でもちらちら雪が舞っていた。

大量の温泉が滝のように流れているのに感心し、周りの温泉まんじゅう屋さんをいくつか見て回って試食をし、お土産に買って帰るまんじゅうを物色したあと宿に入った。改築したらしく中はきれいだった。

寝ている時、二階の人が行ったり来たりしたり、騒いでいてなかなか寝付けず、次の日は寝不足だった。

前の日に目星をつけておいたまんじゅう屋さんで、会社へ持っていくまんじゅうを買った。小豆と栗あんの2種類が入ったものだ。

草津を離れる前に西の河原公園の大露天風呂がどんなところか気になって、車で見に行ってみた。途中、温泉まんじゅうを通行人に配っているお店があったので、車から降りて一つもらって食べた。後日このお店がテレビに映っていた。大露天風呂の前まで行き、入り口だけ見てそのまま引き返した。

間近に見る浅間山

その後、鬼押し出し園に行った。昔火山で溶岩が流れてきて出来たところらしい。大きな岩がごつごつとむき出しで転がっていた。そこから見える浅間山は雪をかぶっていて雄大だった。天気が良くて空の青と雪の白との対比がきれいだった。そのとき父が「俺やっぱり来てよかった」と言った。私が連れてきているのにまるで自分の意志で来たみたいな言い方で、少しむっとした。

次に軽井沢へ向かった。旧三笠ホテルを見学し、白糸の滝を見に行った。すると父がこんな滝ならどこどこでも見られると言ったのでまたむっとした。せっかく有名な滝を見に来ているのに、風情が分からない人間だ。

旧軽銀座を歩いてそばを食べ、土産にジャムとバームクーヘンを買って帰った。

私はバームクーヘンが好きなのだが、母は好きではないということを帰ってから知った。

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