母は富士山を見たことがなかったので富士山を見に行くことにした。泊まるところは山梨県河口湖温泉だ。

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昇仙峡は見る価値ある?

中央自動車道を走って山梨県に入った時、富士山が見えないかなと思っていたら、正面に雪をかぶった富士山の山頂が見えて興奮した。久しぶりに見る富士山だ。

韮崎で高速を降り、まずは昇仙峡を目指した。日本一の渓谷美と言われ、紅葉の名所らしい。母は足が不自由なため、父と二人で遊歩道を歩いた。訪れたのは4月だったので紅葉の時期ではないからか、そんなにきれいだとかは思わなかった。別に見なくてもよかったかなと言う感じ。

それから、近くにあるほうとう会館に行った。山梨はほうとうが有名ということを事前に知ったので、ここでほうとうの昼食をとることにしたのだ。かぼちゃのほうとうが有名らしいのでそれを注文した。

麺は太く、そんなにおいしいとは思わなかった。母はおいしいと言いながら食べていたけど。なんでかぼちゃを入れているのだろう。私は普通のうどんのほうが好きだな。山梨らしくブドウのゼリーがついていたけど、私はゼリーが嫌いで。

河口湖から富士山が見えたー

河口湖町に入ると目の前に大きな富士山が見えてうわーってなった。河口湖のほとりからは富士山が裾野まではっきり見えて感動した。思わず拝みたくなったけど、近くに人がいるのでやめた。

こぢんまりした西湖を一周して、河口湖の温泉「ホテルニュー富士」へ。(今は改名して「湖楽おんやど富士吟景」になっている)

宿は河口湖畔にあるので部屋の窓からも露天風呂からも富士山が見えた。宿の前の湖畔には桜が咲いていたので、富士山と一緒に写真を撮った。富士山と桜、絵になるな。

富士スバルラインから富士山を登る

翌日、朝はまだ富士山が見えていたが、だんだん曇ってきた。あとで仲居さんが、朝逆さ富士が見えていたと言っていた。教えてよと。知らなかったよ。逆さ富士見たかった。

チェックアウトの時、今後の予定を聞かれ、富士山に登ると言ったところ、電話で登れるか確認しれくれた。すると、4合目まで行けるとのことだった。まだ雪があるので、5合目までは無理だったんだ。

宿を出るころには富士山はすっかり雲の中。富士スバルラインを走ると、母はまさか富士山に来られるとは思っていなかったと喜んでくれた。

4合目に着くと辺り一面霧がかかっていて全く下界は見えずがっかりした。アジア系の外国人が道のわきに残っている雪を見て大はしゃぎしていた。雪の降らない所から来ているのだろう。ただ雪があるだけの斜面で記念写真を撮っていたのだから。

トイレに並んでいると前後から大声で外国語で話され、何を言っているかわからないので少し怖かった。

売店に入ってお土産を見ていると、溶岩そっくりの富士の石というお菓子を発見。母は買おうかと言ったけれど、私は絶対まずいからやめようと言い買わなかった。売店で時間をつぶしたが、霧は晴れなかったのであきらめて下山した。

山中湖へ行っても富士山は相変わらず見えなかった。帰り道、また河口湖のそばを通ると観光バスが来ていた。この日来た人は残念だなと思いながら通り過ぎた。前日にきれいな富士山が見られただけでもよかったな。母も喜んでくれたし。

後日、会社で富士の石を買ったことがあるという人が、激甘だったと言っていた。やっぱり買わなくてよかった。

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